突然ですが、写真という言葉はかたいのです。
真実を写すなんて、なかなかに重たい言葉ではないですか。
そもそも
「フォトグラフ」を直訳しますと意味としては「光画」となります。
そう、光の絵なのです。
本来、写真とは言葉通りの真実性にあふれた記録的媒体ではなく、
光を使って描く、絵と同じような自由的な表現方法の一つと言えるのです。
そこから、従来の写真館より
堅苦しくなく、楽しく、気楽で、
でもアート的な写真館があってもよいと思い、「光画屋hare」を開店いたしました。
開店場所は
東京都、あきる野市、五日市六番。
夏は観光客で賑わう、自然あふれる場所でございます。
元・「豆腐屋さん」である建物は白いタイルが壁をかざり、美しく、
ふきぬける山風は気持ちのよさに眠気を誘います。
家具は建物の良さを最大限にひきだすために、アンティークな雰囲気に。
時にはユーカリやミモザ、生花をかざるでしょう。
花瓶も可愛いものを用意しました。
大家さんも素敵な方で動物がお好きとのこと。
ワンちゃん猫ちゃんも、どうぞ遠慮なくお入りください。
この場所でカメラマン人生の大きな大きな節目をむかえることとなりました。
「はじめまして」と更新する今日は、少しの緊張感がありますが、
きっと素敵なお写真、いえいえ「光画」を皆さんにお届けできますようにと、
文をしたためた次第であります。
